Knight Case Files -前日譚- 不死鳥王国の近衛騎士 愛しき日々の残響
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《常識の定義》を問うダークファンタジービジュアルノベルゲーム『Knight Case Files(ナイト・ケース・ファイルズ)』前日譚。事前情報としてオススメです! 「ディルク公爵令嬢偽装事件」の詳細と、不死鳥族の特殊な血を引くがために起こる二つの症状《常若の祝福》と呼ばれ老化が遅くなり比較的長命になる現象、《常若の呪い》と呼ばれ身体を構成する魔力に悪影響を及ぼし早死にするという現象について描かれている。 ビジュアルノベルゲーム『Knight Case Files』発売後、ビジュアルノベルゲーム『Knight Case Files 2』として『愛しき日々の残響』リメイク版の発売を検討しております。
あらすじ
いつの日か見た肖像画の君。王都騎士団所属のシャッテンは不老不死である《不死鳥族(ふしちょうぞく)》の血の影響で長く生きられない呪いにかかっていた。己が身を嘆きながらも生きているうちに一目憧れの人物に会いたいと思い過ごしていた。 ある日、王妃候補暴行事件の容疑者として疑われるシャッテン。事情聴取役として現れたのは肖像画に描かれた人物に瓜二つな美丈夫――リヒトだった。 恋い焦がれる肖像画の人物と同じ容姿に戸惑うシャッテンに対し、リヒトはそれを利用して王妃候補にまつわる一連の事件の極秘調査を依頼する。 生と死の境界線、血の赤よりも濃く色鮮やかな夕暮れに映る過去の因縁。青薔薇が咲いたとき、不器用で幸福な物語の幕が上がる――! 血生臭い夜に溺れて、雨上がりの青空を見上げる近世・近代風ダークファンタジー。
登場人物
▼シャッテン・ドゥンケルンハイト 28歳。種族:ヒト族 本作主人公。 男女問わず金髪好きな色男。王都騎士団員。ヘビースモーカー。先祖に不死鳥族を持ち、《常若の呪い》にかかっている。余命わずかなために「ライヤに会いたい」自分の欲求・願いを叶えるために行動しており、自暴自棄といえる。祖父アーベントが後悔して死んでいったため、後悔せずに死ぬ事のみを考えている。 五代前の近衛騎士団団長アーベントは祖父で生き写しと言われるほど似ている。自分の命を削ることと捜し人『ライヤ』関係になると考え方が極端になるが、それ以外は真っ当な常識人。自分の剣で自殺未遂をされたことがあり、刃物にトラウマがある。 ▼リヒト・フェニークス 28歳。種族:《常若の祝福》持ちのヒト族? 見目麗しい不死鳥王国の近衛騎士団長。シャッテンが捜し求める『ライヤ』という人物に酷似している。自分に興味をもったシャッテンを利用し、巷を騒がす「王妃候補暴行事件」について調査させるが……? ▼アーベント・ドゥンケルンハイト 享年93。外見年齢30~50代(若く見られる)。 種族:《常若の祝福》持ちのヒト族。 五代前の近衛騎士団長。シャッテンの祖父で故人。息を吸うように美しい嘘を吐く嘘吐きであり、それが許されるずるい人。葉巻派のヘビースモーカー。90歳近くでありながら《常若の祝福》により、若々しい見目をしていた。みんなを幸せにすることを生きがいとしているが、大多数の幸福のために少数を切り捨てられるひとでなし。生まれ持った人間味の無いその思考は神にも似ている。アーベントの存在はシャッテンの仕草や思想を形成するほど影響を与えている。
注意事項
主人公がシャッテンが一途ゆえに色男・遊び人属性。因縁の相手が吸血嗜好を持つ執着キャラになります。そのため、吸血・耽美・性的な要素を含みます。苦手な方はご注意ください。 紙書籍版完売後、軽度のミス修正後に電子書籍として再版を検討しております(ストーリーの変更点はございません)。紙書籍版の販売は現時点では無しとなっております。
仕様(初版)
著:師走幸希 イラスト:風凪ひかり ISDN:278-4-578320-03-3 判型:B6 ページ:255P 書籍版価格:本体1500円 ※値下げしました 印刷:株式会社RED TRAIN Logotype:天宮夏実(ZINE with A) その他デザイン:師走幸希